関係者が各々持っていきたい物を持ち出したあとは、いよいよ 整理作業に入ります。
まずは、心と身体のウォーミングアップとして、明らかに要らない物を捨てていきます。
その地域のゴミ収集の情報を見て、どういう分別をすれば良いのか把握。
分別毎の袋や段ボール箱などを決めて、そこに 今の状況では冷静に見たらゴミという物を収集していきます。
空箱とか、書けないボールペンとか、古い包み紙、カン など、昭和育ちの「もったいない」世代(私もそうだけど)は本当に色々な物を残しています。
それらは、どんどん資源ゴミ等として出していきます。
古くて錆びたカンヅメなどの食料品なども出てきたりしますが、それらも廃棄していきます。
少量の食用油やはちみつ等の液体等は箱の中にいらないタオルなどを敷いてそこに吸わせて燃えるゴミで出したり等等 意外と工夫が必要です。
灯油は、ガソリンスタンドまで持っていき廃棄処理してもらいます。
この作業をするには、押入れの中や引き出しの中など一通り見る事も必要なので、何処にどんな荷物があるのかを詳細に把握できるというメリットもあります。
これだけでも意外と大変ですが、どんどん大きな袋で回収車に出していくと家の中はスッキリしてくるし、なんとなく掃除している=良い事をしている感覚で前向きな気持ちになる事が出来ます。
2018年6月6日水曜日
2018年5月13日日曜日
【実家の片づけ】2.関係者の気持ちの整理を兼ねて
取り壊しに関して、関係家族で基本合意が取れたら、次の具体的なステップに進みます。
まずは、実家にある物を出来るだけ全部ザっと見てどういう種類の家財があるか、文書や本、食器なども含めて、家族各位と深い関係のありそうな物があるかなどを把握します。
実家ですので、既に独立した兄弟の持ち物等も当然残っているでしょうし、亡くなった親父の遺品として残すと良さそうなものや、これは家族の誰が持っていた方が良いか、または廃棄する判断をしてもらう必要があるか等を見ておきます。
価値のある物などは、相続的な観点でも見る必要があります。
大体の感じが把握できたら、残った母親や、兄弟に一度に同じ日に実家に集まってもらい、取り壊す前提で、各自が持って行きたい物を持って行ってもらいます。必要ならば、相談して誰が持つかを決める事もします。
ここでは、「これはとても懐かしく、思い出が詰まっている物なので、私は今の家には持って帰れないけど、残しておいてよ。」という話が必ず出てくる事。
そういう話は膠着状態になってしまうので、必ず最初に「皆が持って帰らない物は、全部廃棄するから」というスタンスを明確にする事。
言っている自分自身も、これは懐かしいから残しておきたいな、、と思う物が多いと思いますが、ここで、心を鬼にしないと、次へ進んで行く事ができません。
この、関係者全員が一同に集まって、各自が欲しいと思う物を持って帰るというステップを行う事が本当に重要だと思います。
ここがクリアできれば、次は、自分との闘いになります。
まずは、実家にある物を出来るだけ全部ザっと見てどういう種類の家財があるか、文書や本、食器なども含めて、家族各位と深い関係のありそうな物があるかなどを把握します。
実家ですので、既に独立した兄弟の持ち物等も当然残っているでしょうし、亡くなった親父の遺品として残すと良さそうなものや、これは家族の誰が持っていた方が良いか、または廃棄する判断をしてもらう必要があるか等を見ておきます。
価値のある物などは、相続的な観点でも見る必要があります。
大体の感じが把握できたら、残った母親や、兄弟に一度に同じ日に実家に集まってもらい、取り壊す前提で、各自が持って行きたい物を持って行ってもらいます。必要ならば、相談して誰が持つかを決める事もします。
ここでは、「これはとても懐かしく、思い出が詰まっている物なので、私は今の家には持って帰れないけど、残しておいてよ。」という話が必ず出てくる事。
そういう話は膠着状態になってしまうので、必ず最初に「皆が持って帰らない物は、全部廃棄するから」というスタンスを明確にする事。
言っている自分自身も、これは懐かしいから残しておきたいな、、と思う物が多いと思いますが、ここで、心を鬼にしないと、次へ進んで行く事ができません。
この、関係者全員が一同に集まって、各自が欲しいと思う物を持って帰るというステップを行う事が本当に重要だと思います。
ここがクリアできれば、次は、自分との闘いになります。
2018年4月22日日曜日
【実家の片づけ】1.構想段階
父が他界し、母が施設に入って空家になっていた実家を、たたむ事にしました。
構想から取り壊しまで、初めての事で、色々と迷いながらの作業でしたが、ポイントになったと思う事を書いてみます。
最初に行った事は、関係者の理解を得る事。
登記上は母が所有者なので、母の了解を得る事。
人生と、思い出が沢山詰まった家なので言い出すのも辛い気がしました。
状況を十分に説明した上で、何回かに分けて確認をしました。
人間 その時は良いと言っても、一人でじっくり考えると、違う感情が湧いてきてやっぱりイヤだという事は起こり得ますので、3回ほど時間を置いて確認をしていきました。
並行して、姉・兄への説明と同意取りを行います。
父が遺言で不動産の相続の仕方なども方向性を示していてくれた事も大きく、母も姉も兄も了解・同意してくれました。
でも、この実家は私自身も何年か住んでいた思い出の場所であり、父母の記憶と密接に結びついた建物なので、たたむという決断を最初に自分の中で決断するまでに、葛藤がありました。
これは、ノスタルジーではなく将来を見た合理的判断は何かという事を自分に言い聞かせて、信じ込ませる事が必要でした。
税金の事、維持するとしたらしなければならない事、自分たちの今後の生活変化の見通し。
土地と建物関係、どういう選択肢が考えられるかなどなど、、調べ・考えて結論を出しました。
ここが、第1の関門。
親兄弟の同意を得るのが第2の関門ですね。
構想から取り壊しまで、初めての事で、色々と迷いながらの作業でしたが、ポイントになったと思う事を書いてみます。
最初に行った事は、関係者の理解を得る事。
登記上は母が所有者なので、母の了解を得る事。
人生と、思い出が沢山詰まった家なので言い出すのも辛い気がしました。
状況を十分に説明した上で、何回かに分けて確認をしました。
人間 その時は良いと言っても、一人でじっくり考えると、違う感情が湧いてきてやっぱりイヤだという事は起こり得ますので、3回ほど時間を置いて確認をしていきました。
並行して、姉・兄への説明と同意取りを行います。
父が遺言で不動産の相続の仕方なども方向性を示していてくれた事も大きく、母も姉も兄も了解・同意してくれました。
でも、この実家は私自身も何年か住んでいた思い出の場所であり、父母の記憶と密接に結びついた建物なので、たたむという決断を最初に自分の中で決断するまでに、葛藤がありました。
これは、ノスタルジーではなく将来を見た合理的判断は何かという事を自分に言い聞かせて、信じ込ませる事が必要でした。
税金の事、維持するとしたらしなければならない事、自分たちの今後の生活変化の見通し。
土地と建物関係、どういう選択肢が考えられるかなどなど、、調べ・考えて結論を出しました。
ここが、第1の関門。
親兄弟の同意を得るのが第2の関門ですね。
2018年3月3日土曜日
【本】欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 奥田昌子 講談社ブルーバックス
次の3つの中に間違った健康法があります。分かりますか?
①骨を強くするために牛乳や乳製品をつとめて摂取している
②筋肉をつけて基礎代謝を上げる為、ジムに通い始めた
③糖尿病予防やダイエットのために炭水化物(糖質)をひかえている
じつは、すべて間違いです。正確に言うと欧米人には有効でも、日本人には効果が期待できません。
というショッキングな話から始まります。
体質は遺伝と環境がからみあうとの事。一卵性双生児でも、両方がそろって同じ病気になる確率は意外なほど低い。
一方、病気にも「お国柄」があり、日本は皮膚がんはオーストラリアやニュージーランドと比べると発症率が100分の1しかない。アトピー性皮膚炎は日本は韓国や香港の3倍くらい多い。結核の発症率は欧米の4倍高い。胃がんは北米の7倍。などなど。
米国では、色々な国からの移民が多いので、人種による体質の違いをふまえて、それぞれの人種に最善の医療を提供するための人種差医療が行われている。
日本人、こんな健康法は意味がないの章では、
頑張って筋トレしても、”やせ体質”にはならない。
オリーブ油を使い過ぎると生活習慣病に
牛乳って必要?日本人の骨粗鬆症発症率は米国白人の半分
赤ワインを飲んでも害のほうが多い
ヨーグルトを毎日食べると食物アレルギーを発症することも
夏バテを恐れてしっかり食べれば太るだけ
などマスコミが垂れ流している欧米流の各種健康法が日本人には合わない事も多いとのこと。
さらに、糖尿病、高血圧、脂質異常症と動脈硬化、胃がん、大腸がん、乳がん、を個別に日本人の体質について説明されています。
面白いと思う事が沢山書かれていますが、ひとつ 肉食中心の欧米人と日本人では体温が違う。肉食だと、肉に含まれるタンパク質による「食事誘発性熱産生」によって体内で活発に発熱します。その為、夏でも基礎代謝が下がらず非常に暑がります。
日本では体温が37度以上になると熱があると言いますが、米国では38度以上とのこと。
食に関しては、カロリーよりも脂肪が日本人にはポイントとの事。和食が日本人の体質に合っている事が良く分かりました。
簡単には内容を紹介しきれませんが、テレビの健康番組を見るよりも もっと有効な事を知るのに良い1冊です。
①骨を強くするために牛乳や乳製品をつとめて摂取している
②筋肉をつけて基礎代謝を上げる為、ジムに通い始めた
③糖尿病予防やダイエットのために炭水化物(糖質)をひかえている
じつは、すべて間違いです。正確に言うと欧米人には有効でも、日本人には効果が期待できません。
というショッキングな話から始まります。
体質は遺伝と環境がからみあうとの事。一卵性双生児でも、両方がそろって同じ病気になる確率は意外なほど低い。
一方、病気にも「お国柄」があり、日本は皮膚がんはオーストラリアやニュージーランドと比べると発症率が100分の1しかない。アトピー性皮膚炎は日本は韓国や香港の3倍くらい多い。結核の発症率は欧米の4倍高い。胃がんは北米の7倍。などなど。
米国では、色々な国からの移民が多いので、人種による体質の違いをふまえて、それぞれの人種に最善の医療を提供するための人種差医療が行われている。
日本人、こんな健康法は意味がないの章では、
頑張って筋トレしても、”やせ体質”にはならない。
オリーブ油を使い過ぎると生活習慣病に
牛乳って必要?日本人の骨粗鬆症発症率は米国白人の半分
赤ワインを飲んでも害のほうが多い
ヨーグルトを毎日食べると食物アレルギーを発症することも
夏バテを恐れてしっかり食べれば太るだけ
などマスコミが垂れ流している欧米流の各種健康法が日本人には合わない事も多いとのこと。
さらに、糖尿病、高血圧、脂質異常症と動脈硬化、胃がん、大腸がん、乳がん、を個別に日本人の体質について説明されています。
面白いと思う事が沢山書かれていますが、ひとつ 肉食中心の欧米人と日本人では体温が違う。肉食だと、肉に含まれるタンパク質による「食事誘発性熱産生」によって体内で活発に発熱します。その為、夏でも基礎代謝が下がらず非常に暑がります。
日本では体温が37度以上になると熱があると言いますが、米国では38度以上とのこと。
食に関しては、カロリーよりも脂肪が日本人にはポイントとの事。和食が日本人の体質に合っている事が良く分かりました。
簡単には内容を紹介しきれませんが、テレビの健康番組を見るよりも もっと有効な事を知るのに良い1冊です。
2018年2月23日金曜日
【空家の実家】植物との闘い3
他の庭木もノビノビと成長している様で、2本ある柚子の木はバケツ何杯分もの実をつけました。
バラを含めてトゲのある木々も、大きく枝を伸ばして庭が歩きにくくなりました。
ふと見ると、笹(細い竹?)が。
これは所かまわず生え出そうとし、太くなると大ごと、成長もバカみたいに早いので、地面に小さいのを見つけると、必死で抜いたり折ってしまったりしました。
でも地下茎から始末する事は出来ないのでイタチごっこ。
ついに根尽きて、造園の方にお願いして庭木を根こそぎ切って撤去してもらいました。大きなヒマラヤ杉はチェーンソーで切って、クレーンで吊るしてトラックへ。直径30cm以上の切り株が残りました。
庭の真ん中に父がバードウォッチングしようと巣箱を付けた木が1本あるので、それだけ残して他の木は全て撤去。
中央の木も取ってしまうと、完全に「売り土地、売家」という風情になってしまうので、売るために切ったのではないぞという自分自身の意思表示の積りでもあります。
秋でもあり、庭がガラ~ンとして風がひゅうひゅう通り抜けるうそ寒い空間になってしまいました。
今まで緑あふれる、生命あふれる空間だった所が墓場の様に。
仕方が無いのですが、実家が一日にして異様な家 に化してしまいました。
でも、これで植物との闘いはひとまず安心に。
切ってみて、植物=生命の存在感がいかに大きかったのかが良く分かりました。
植物は戦う相手ではなく、共存する相手だった事を痛烈に感じました。
翌年、ガラ~ンとした庭は、また一面雑草の海に。
近隣への迷惑を考えて除草剤等は使わないと決めていたので、雑草との闘いは果てしないですね。
一本 残した木は、周りのライバルがいなくなったので、急に成長が早くなった様です。
大きく枝を伸ばし、存分に葉っぱも茂らせだしました。
闘いはまだ続きますが、山場は超えたのでこの話はこの辺で。
バラを含めてトゲのある木々も、大きく枝を伸ばして庭が歩きにくくなりました。
ふと見ると、笹(細い竹?)が。
これは所かまわず生え出そうとし、太くなると大ごと、成長もバカみたいに早いので、地面に小さいのを見つけると、必死で抜いたり折ってしまったりしました。
でも地下茎から始末する事は出来ないのでイタチごっこ。
ついに根尽きて、造園の方にお願いして庭木を根こそぎ切って撤去してもらいました。大きなヒマラヤ杉はチェーンソーで切って、クレーンで吊るしてトラックへ。直径30cm以上の切り株が残りました。
庭の真ん中に父がバードウォッチングしようと巣箱を付けた木が1本あるので、それだけ残して他の木は全て撤去。
中央の木も取ってしまうと、完全に「売り土地、売家」という風情になってしまうので、売るために切ったのではないぞという自分自身の意思表示の積りでもあります。
秋でもあり、庭がガラ~ンとして風がひゅうひゅう通り抜けるうそ寒い空間になってしまいました。
今まで緑あふれる、生命あふれる空間だった所が墓場の様に。
仕方が無いのですが、実家が一日にして異様な家 に化してしまいました。
でも、これで植物との闘いはひとまず安心に。
切ってみて、植物=生命の存在感がいかに大きかったのかが良く分かりました。
植物は戦う相手ではなく、共存する相手だった事を痛烈に感じました。
翌年、ガラ~ンとした庭は、また一面雑草の海に。
近隣への迷惑を考えて除草剤等は使わないと決めていたので、雑草との闘いは果てしないですね。
一本 残した木は、周りのライバルがいなくなったので、急に成長が早くなった様です。
大きく枝を伸ばし、存分に葉っぱも茂らせだしました。
闘いはまだ続きますが、山場は超えたのでこの話はこの辺で。
2018年2月21日水曜日
【空家の実家】植物との闘い2
4ヶ月毎の草刈りを2年続けました。
つる草は非常に成長が早いので、取っても4ヶ月すると又、色々な木々やフェンスに絡みつき伸びてきます。
ただ、空中や高い位置にあるので、かがまなくても良く、体重をかけて引っ張れば、面白い様に取れてきます。
つる草が取れると、それまで日光を横取りされていたり、締め付けられていた木々が、皆 嬉しそうに元気になります。
そうすると、それらが伸びてきて、、、
ドクダミ等の地表や地下に根を這わせていきどんどん広がる植物は厄介です。
ドクダミは千切ると臭い液を出して報復をしてきますし。始末におえません。
散々 悪口を言いながら、草取りをしていきます。
そんな事をしていたら、いつの間にかヒマラヤ杉が大きく伸びてしまい、道路の電線に引っ掛かりそうになってきてしまいました。
困りました。
つる草は非常に成長が早いので、取っても4ヶ月すると又、色々な木々やフェンスに絡みつき伸びてきます。
ただ、空中や高い位置にあるので、かがまなくても良く、体重をかけて引っ張れば、面白い様に取れてきます。
つる草が取れると、それまで日光を横取りされていたり、締め付けられていた木々が、皆 嬉しそうに元気になります。
そうすると、それらが伸びてきて、、、
ドクダミ等の地表や地下に根を這わせていきどんどん広がる植物は厄介です。
ドクダミは千切ると臭い液を出して報復をしてきますし。始末におえません。
散々 悪口を言いながら、草取りをしていきます。
そんな事をしていたら、いつの間にかヒマラヤ杉が大きく伸びてしまい、道路の電線に引っ掛かりそうになってきてしまいました。
困りました。
2018年2月20日火曜日
【空家の実家】植物との闘い1
父が他界し、母が姉の近くに移り、実家が空家になりました。
それにまつわる事を少しずつ書いてみようと思います。
郊外にある築40年の戸建ての家。
家からは2時間弱の距離にありますが、勤め先の方向とは近いので2ヶ月に1度程度 金曜日などに泊まりに行きます。
日頃、雨戸を閉めて空家にしているのですが、人が住まない家は本当に急激に衰えてくる事を感じます。
泊まった時に空気を入れ替えると家も深呼吸をして喜んでいる様に思えます。
梅雨時になると、面倒で足が遠のいてしまったのですが、しばらくして市役所から警告書が送られてきました。
近隣からの苦情により、という書き方ですが、庭の雑草などがひどく野生化して荒れており、鳥などの巣になる恐れがある。
至急対処しないと、ヤヤコシイ事になるぞ。
という様な物。
晴れた休日に、一人で実家に行き狂暴化した雑草や庭木、蔦類などの征伐をしました。
植物も、人の気配が無くなると、とたんに本当に狂暴化します。
広くもない庭ですが、一日格闘して、かなりの量の草や枝葉を取りました。
ポリ袋だと大袋で10個分はあるぐらいの体積です。
それらをカーポートのコンクリの上に広げて干すことで少しでも減量を図ります。
ただ、困った事には、そのゴミを出せるのは月に2回、決められた日だけとの事。
途方にくれます。
その時は仕方無いので、コンクリの中央に山積みにして自然に枯れて行く事を狙って帰り、後日ゴミで出せる日の前日に泊まりに行き、出しました。
ただ、植物の力は恐ろしく、3ヶ月も経つと又 以前のジャングル状態に戻っており、同じ事を繰り返す必要があります。
馴れない作業で、腰も悲鳴を上げますし、バラなどトゲのある植物には散々な目にあわされ傷だらけ。
自分が庭を作る時は、絶対にトゲのある植物は植えないと固く心に誓いました。
そして、何よりも何時まで続く戦いか終わりが見えない事に絶望感を覚えました。
恐るべし、植物。
恐ろしい空家の庭。
それにまつわる事を少しずつ書いてみようと思います。
郊外にある築40年の戸建ての家。
家からは2時間弱の距離にありますが、勤め先の方向とは近いので2ヶ月に1度程度 金曜日などに泊まりに行きます。
日頃、雨戸を閉めて空家にしているのですが、人が住まない家は本当に急激に衰えてくる事を感じます。
泊まった時に空気を入れ替えると家も深呼吸をして喜んでいる様に思えます。
梅雨時になると、面倒で足が遠のいてしまったのですが、しばらくして市役所から警告書が送られてきました。
近隣からの苦情により、という書き方ですが、庭の雑草などがひどく野生化して荒れており、鳥などの巣になる恐れがある。
至急対処しないと、ヤヤコシイ事になるぞ。
という様な物。
晴れた休日に、一人で実家に行き狂暴化した雑草や庭木、蔦類などの征伐をしました。
植物も、人の気配が無くなると、とたんに本当に狂暴化します。
広くもない庭ですが、一日格闘して、かなりの量の草や枝葉を取りました。
ポリ袋だと大袋で10個分はあるぐらいの体積です。
それらをカーポートのコンクリの上に広げて干すことで少しでも減量を図ります。
ただ、困った事には、そのゴミを出せるのは月に2回、決められた日だけとの事。
途方にくれます。
その時は仕方無いので、コンクリの中央に山積みにして自然に枯れて行く事を狙って帰り、後日ゴミで出せる日の前日に泊まりに行き、出しました。
ただ、植物の力は恐ろしく、3ヶ月も経つと又 以前のジャングル状態に戻っており、同じ事を繰り返す必要があります。
馴れない作業で、腰も悲鳴を上げますし、バラなどトゲのある植物には散々な目にあわされ傷だらけ。
自分が庭を作る時は、絶対にトゲのある植物は植えないと固く心に誓いました。
そして、何よりも何時まで続く戦いか終わりが見えない事に絶望感を覚えました。
恐るべし、植物。
恐ろしい空家の庭。
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