2017年9月16日土曜日

【美味しいもの】納豆に何まぜる?

納豆。ずっと愛してやまない相棒です。

衛生状態の悪い時でも、納豆を食べていれば大丈夫。O157も納豆を食べれば、納豆の繁殖力に負けて脅威にならないとか。

毎朝 1パック 食べています。

パックについて来ているタレを入れて混ぜる。
最後にカラシもいれて軽く混ぜてご飯にかける。

これが、ずっとこの数十年やってきた食べ方でした。
多分、そういう人が多いのでは?

子供の頃は、お袋はネギを入れてくれたりした事を思い出しました。

少し前のNHK「試してガッテン」で糸を引かせない食べ方として、お酢を入れるというのがありました。

早速やってみたら、それはそれで美味しい。家族はそれ以来お酢を入れて食べている様です。

でも私は別の方法にはまっています。

それは、甘酒を入れるというもの。

良く混ぜて糸を引いた納豆に、発酵させて作った甘酒をスプーン2~3杯入れて、混ぜる。

甘酒を入れると、甘みが付くのは当たり前ですが、大豆の食感もソフトになり、あの独特の匂いも消える様に思います。

一度、甘酒入れを試した後は、ずっと毎日そのやり方をもう数ヶ月続けています。これを味わってしまうと、カラシとタレを入れた納豆を食べた時は、刺激が強すぎ&辛すぎで、大豆の本来の味が味わえないな、、 と感じてしまいます。

ここで言っている甘酒は、アルコール飲料の甘酒(酒粕から作る)ではなく、米から作るノンアルコールの甘酒の方です。

甘酒を入手できる方には、ぜひ お勧めの食べ方です。

2017年9月6日水曜日

【日本人の風習】そんなに、閉まるボタンを押したいのか?

会社のエレベータは大きな籠で、動きがゆっくり目なのですが、相乗りすると殆どの人がボタン前に張り付きたがります。

そんな所に立たれたら、後から入って来る人が目的階のボタンを押しずらいのに。

そして、可能な限り早くトビラと閉めようと 閉ボタンを押そうとします。
何回も押す人もいます。

それだけで飽き足らずに、自分が下りる時に閉ボタンを最後っ屁の様に押して降りる人も何人もいます。

本人たちは、「素早く、合理的な動きをしている」「他の人も為の親切心」というつもりかもしれません。

私は、閉ボタンを押すことは殆どありません。
一番最初に籠に入っても、自分の目的階のボタンを押したらサッサと籠の奥に移動します。

開ボタンは押すことはします。乗り損ねそうな人がいた時は、ドアを開けて乗れるようにします。

その人は、明らかに乗りたいと接近してきているのですから。

エレベータのドアは何もしないと、ある短い時間で自動的に閉まります。それが待てないほど焦って生活している人がそんなに多いのでしょうか?

焦っている人が閉ボタンを押すことは理解できますが、あとは私一人しか載っていないのに、最後っ屁の様に閉ボタンを押して降りる人には、私は「余計なお世話だ」と思えてなりません。

皆が皆 焦って乗り降りしたいと思い込んでいるのでしょうか?

閉ボタンを押す人を見ると(殆ど毎回見ますが)、なんとなく「時間貧乏な人」という印象を持ってしまいます。

私の感覚は、日本人には珍しいのかもしれませんが、海外では こんなに閉ボタンを押す人をあまり見ません。

一度、閉ボタンを押さない という事をやってみると少し違った世界が見えてくるかもしれませんよ。

【美味しいもの】カールズ Jr. ハンバーガー

仕事の外出で、お昼を秋葉原で食べる事になりました。
ずっと、気になっていたカールズ Jrに行きました。

40年前の学生時代、40日程アメリカ旅行をしました。

前半は先輩と一緒にレンタカーを借りてカリフォルニアからテキサスまでアメリカ大陸横断気分で往復。毎日、日が暮れた時に通りかかった町のモーテルに泊まって旅をするというような感じでした。
当時は、日本人を初めて見たといわれた町などもありました。ホームステイもさせてもらいました。

後半は、一人でバスなども使ってカリフォルニアからシアトルまで西海岸を縦に走破。良い思い出でした。

ロスアンゼルスやサンディエゴは大好きな街になりました。

そんなLAで夕食に、カールズ Jrのスーパースターというハンバーガーを一個食べていました。

とても大きなハンバーガーで、あの当時の胃袋でも、1個食べれば十分満足できる量。
しかも美味しい。という記憶がありました。

多分 5~6晩の夕食はスーパースターだった気がします。

その後、ずっと気になっていたのですが、食べられる機会がありませんでした。

でも、数年前に日本に1店だけ秋葉原にお店を出したと聞きました。

やっと、やっと 訪れる事ができました。
お店はアメリカンテイストで、お客さんも米人が多い感じ。

ハンバーガーの種類も沢山あるのですが、スーパースターもちゃんと載っていました。

でも、注文する時に 思わずひるんでしまいスーパースターよりも小さいバーガーを頼んでしまいました。

でも、一口食べたら、この旨さだ! と40年前の記憶が鮮やかに蘇りました。

又、食べても食べても、まだまだある。というボリューム。

すっかり、満足できました。

次回はかなりお腹を空かせてから行ってスーパースターに挑戦したいと思います。

2017年7月31日月曜日

【本】いきものがたり 水野良樹 小学館

いきものがかりリーダーの水野さんから見たいきものがかりの辿ってきた道程。

「いきものがかり」は私の好きなグループです。
なんとなく懐かしく感じるメロディや、我々世代でも理解できる歌が多数。

コンサートのビデオを見ても、楽しめる。
本当に老若男女に受け入れられているグループだと思います。

私がちゃんと彼らを認識したのは、紅白での”帰りたくなったよ”を見た時。
そこからのファンですので、かなり遅れて来たファンですね。


最初は 吉岡さんの歌声が、感情がこもっていない平板な歌い方と思ったりしていましたが、なじんで来ると、曲毎に歌い方を変えて伝えようとしているという事が良く分かるようになりました。

世間のパフォーマンスや過剰な感情表現をするものにばかり接していたので、すぐには分からなかったのですね。

小田急線沿線ミュージシャンというのも親近感がわく理由かもしれません。

今年、放牧宣言をして休止中ですが、ベスト盤アルバムのHPには、そこに入っている各曲の当時のプロモ動画もリンクされていて、それを見て彼らの曲を色々研究中できます。

すみません。肝心のこの本についてです。

彼らのオリジンと、その後の駆け上がっていく姿、苦しんで、それを超えて、成長していく姿を、当事者ならではの生生しい語りで教えてくれます。

良く芸能人が出す、ゴーストライターが書いた本、ではなく本人が、生で書いた物としての迫力があります。

彼ら3人は、本当に運命共同体の戦友なんだという事が良くわかります。
誰が欠けてもいきものがかりでは無くなる。

各曲がどうして、生まれてきたのか、何を伝えたかったのか。各人はどうプロフェッショナル化して責任を果たそうとしているのか。等 
彼ら3人が本当に身近な知り合いの様な気になってきました。

彼らを見ていて感じるのは、色々考えながら、でも、とてもまじめに生きていこうとしている素直な姿勢です。

有名になって、周りの人からの接し方もどんどん変わってきているはずですが、いつも自分を見失わないで、自分達の信じる事や、一人の人として感じる事を大事にしているのだと思いました。

この放牧期間は、きっと彼ら一人一人に新しい気づきと想いを与えてくれるのだと思います。

成長して帰って来る日が楽しみです。

2017年7月27日木曜日

【本】遺伝子も腸の言いなり2 藤田紘一郎 三五館

*環境と遺伝子のただならぬ関係

・ガンの不安を抱えて生きるか、健康な身体にメスを入れるのか

ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳ガン発症を回避する為に両方の乳房の乳腺を切除する手術を受けたと告白手記を載せました。
このニュースで、日本の医学界はすぐに反応し、翌日の新聞では「乳房予防切除」を行える病院のリストをいち早く発表しました。
しかし、この様な手術は本当に「ガンの予防」なのでしょうか。
この論法だと、「ガンの完全な予防」は人体の主要な臓器をすべて取り除くことになってしまいます。

私(著者)は、ガンになりやすい遺伝子を持っていて、将来ガンになる確率が高いからといって正常な組織を摘出してしまうことには賛成できません。それには理由があります。

それは、遺伝子は親から受け継いだものだけを一生持ち続けるのではなく、環境によってある程度は、遺伝子の振る舞いを変えられる事がはっきりしているからです。

「遺伝子の振る舞いを後天的に変え、病気を予防する」。
これが私達にとって、自分自身で健康寿命を延ばすことのできる、画期的な方法となるはずです。


・セントラルドクマ説だけでは説明ができない

遺伝子が同じクローンマウスでも尾の形が異なったり、一卵性双生児やクローン動物、挿し木などでも環境によって個体差が生じます。

又、1960年代にハワード・テミンは、遺伝情報はRNAから逆向きにも流れ、DNAの情報が逆転写酵素の働きで上書きされる事を証明しました。
エイズウイルスの感染もこの逆転写酵素を用いて、感染細胞のDNAを乗っ取る事で完成するのです。


・ヒトゲノム解析でわかってきたこと

ヒトとチンパンジーでは98.8%のゲノムは同じでたった1.2%の遺伝子の違いしかありません。
近年の研究によって、生命のあり方をコントロールしているのは「環境からの信号」であることが大きいと分かってきています。
この信号を元に、転写因子と呼ばれる調節タンパク質によってコントロールされ、遺伝子が活性化したり、不活性になったりする、つまり遺伝子のスイッチがオン・オフされるということで説明できるのです。
最近注目されている「エピジェネティクス」(後天的遺伝子制御変化)がそれです。


・遺伝子の水平移動

遺伝子の水平移動は起こります。この事を考慮する事なく、遺伝子組み合え農作物を環境に導入すれば、どんな重大な結果を招くのか、モンサント社(世界の遺伝子組み換え食物市場の90%を誇るアグロバイオ企業)もそれを許しているアメリカも認識していないとは思えません。

実際に人間が手を加えた遺伝子が環境に広がり、他の生物の遺伝子にも変化を及ぼしているということが現実に起こっています。
例えば、遺伝子組み換えナタネからハマダイコンへの遺伝子拡散や、大豆とツルマメの交雑が指摘されています。
除草剤耐性を持つ遺伝子組み換え作物の摂取で、腸内細菌にその耐性遺伝子が伝播することが明らかになっています。

トウモロコシは大増産されて、牛の飼料にも使われていますが、もともと草を食べていた牛の胃はトウモロコシを消化しようとして酸性になります。
O-157は牛の中性の胃の中で穏やかに暮らしていたのが、酸性の環境に耐えられる様な遺伝子を獲得し、ベロ毒素を作る様に進化したのです。病原性大腸菌O-157が騒がれだしたのはこの20年程です。
牛に無理やりトウモロコシを食べさせた人間により出現したのです。


・日本人が取り入れた「海藻を消化する遺伝子」

実は私達の腸の中に、日本人が誇るすごいものがいる事が分かっています。フランスの生物学研究所チームの調べでは、海藻を消化する酵素は日本人の腸内にのみ存在しているとの発表がありました。
日本人が長い間、習慣的に海藻を使った料理を食べて海洋微生物を摂取する事で、腸内に住むとされる細菌の一種が、海藻を消化する遺伝子を取り入れることが出来たのではないかと考えられています。

遺伝子は環境の影響を受けて変化しますし、種から種へ伝搬して変わっていくものなのです。
「それなら、自分の意志で環境を変えれば、遺伝子も変えられるの?」と思った方、じつはそのとおりです。あなたの健康や幸せは、あなた自身が運命を握っていて、良い環境をつくる努力が、そのまま遺伝子の変化に直結してくるのです。


*エピジェネティクスの可能性は無限だ。

エピはギリシャ語の「上の、別の、後から」という意味を持ち、本来の遺伝情報の「上につく別の遺伝情報」や「後で獲得した遺伝情報」という意味です。そして、エピジェネティクスによって変化した遺伝情報の事を「エピゲノム」(後天性遺伝情報)と呼びます。

環境によりDNAを変化させられるしくみの一つがメチル化です。DNAは4種類の塩基からなりますが、そのうちのシトシンにメチル基がつき、5-メチルシトシンになると、遺伝子のスイッチはオフ状態になって動かなくなります。

もう一つの仕組みは、DNAがまきついているタンパク質のヒストンのアセチル化です。

これら以外に、最近興味深いものが発表されました。
愛情が遺伝子を変化させているのではないかという実験です。
又、摂取する食べ物によっても、エピジェネティックな変化が起こることが報告されています。

80才以上の50人を対象に、20代の頃の環境を再現した場所を作り、そこに50日間住んでもらうと、老化度を測る「皮膚圧=肌のはり」が30%以上の人で20代と同様の皮膚圧に戻っていたとのこと。

私たち生物をコントロールしていえるのは遺伝子だけではなく、環境でもあるという事を述べてきました。
進化の方向も、生活環境や腸内環境、物事の受け止め方といった「環境」が決めるということです。

つまり、「腸が変われば考えが変わり、考えが変われば遺伝子が変わり、遺伝子が変われば運命が変わる。」と言えるかもしれません。




この本では、最後に 実践! 腸思考法として10個ポイントが書かれています。


自分で環境を変えて、遺伝子の発現を制御したら色々面白い 自分の可能性を開花させる事もできそうですね。。。。


【本】遺伝子も腸の言いなり1 藤田紘一郎 三五館

藤田さんは免疫の第一人者。腸内細菌関連など腸にまつわる啓蒙本やエッセイ本を沢山出されています。酢タマネギなどでも有名ですね。

だだ、この本は今まで読んできた腸内細菌叢や腸のリズム、寄生虫などとは違った、もっと根源的は? 内容の1冊です。

腸と脳、遺伝子とその使い方について述べられています。私には なんとなく感じていた事をハッキリ言いきってくれる目からウロコの内容でした。

驚いた点を記します。

*腸と脳

・「恐怖」と「恐怖に対する不安」は分けて考える必要がある。

「恐怖」は、車でスピードを出しすぎてカーブを曲がる時に感じるもの。

「恐怖に対する不安」は脳が勝手に作りだした架空のもので、失恋したらどうしようとか、もしも試験に落ちたらどうしよう、、など風評被害もそうだし、それをあおる事でビジネスにする保険業やサプリ業界なども沢山ある。


・腸の声を無視して暴走する脳

マウスの実験:無菌マウスと正常マウスを比べると、無菌マウスの方が不安を感じている行動が多くみられる。
本来恐れる必要のない物に恐怖を感じる。

例えば、腸はより多くてバランスの取れた腸内細菌叢を欲しがっているのに、それに反して脳は自分の快楽だけを優先して、清潔徹底をやらせて腸内細菌を減らすような環境を作り上げてしまう。
現在の日本は、栄養状態も衛生環境も良いハズなのに、年間で3万人もの自殺者を出している。
対して、戦前の日本は腸内細菌の保有数が現在よりはるかに多く、自殺者は少なかった。

<藤田先生の例はすぐに腸内細菌に行ってしまいますが、 身体に悪いと分かっていても深酒する。太ると分かっていても甘い物を食べてしまう。
ゲームなど与えられた娯楽だけやっていたらダメと分かっていてもやってしまう、、等身体に悪いと分かっていても、”今日だけは”と言いつつやってしまう事って沢山ありますね>

精神面で、腸内細菌が重要な役割を果たしている事は先に挙げた無菌マウスと正常マウスの比較実験をはじめ多くの研究でも明らかにされている。

脳は私達が素朴に感じることだけを存在するように思わせ、短絡的な判断を下してしまいがちです。
聞き間違いや意思疎通のすれ違いなどで、怒りを感じたり悲しくなったり、それが原因でケンカしたりということがよくありますが、それも脳の単純な判断のせいです。


・脳はいいかげんなやつ

脳だけで考えることはいかにいい加減かを知るために、例を挙げると、

・このガンは手術で助からない確率は10%です。
・このガンの手術で10人中9人が治癒しています。

この二つはよく考えると内容的には全く同じ事をいっているのですが、最初の言い方だと不安を感じ、二つ目の言い方だと少し安心します。
言い方によって脳が勝手に不安を感じてしまうのです。

いとも簡単な事で脳は騙されやすく、偏った考え方をしやすい事が分かります。
ちょっとした質問の仕方や言い方で、脳はステレオタイプな考え方をしてしまいがちです。

最近、心理学でも「相手をおもいどおりに操る方法」のような本が売れていますが、脳の盲点を突いた方法をうまく使えば、簡単に相手を誘導することもできてしまうのです。


・野生動物はなぜ太らないのか?

とても空腹にしているサルにいつもの4倍(400g)のふかし芋を与えると、当然サルはガツガツと芋を貪るように食べますが、いつもの分量(100g)程度を食べ終えると、後は芋に見抜きもしなくなりました。
しかし、また同じように空腹にさせた後、ハチミツとバターを加えて蒸した芋を与えると、400gを超えて際限なく芋を食べ続けたのです。

これは、人間と野生動物は同じような満腹中枢を持っているのに、どうして人間は肥満になり、野生動物は太らないのかを探るための実験でした。
自然に棲む野生動物が普段食べている餌は、甘い辛いの味付けはされていません。
そういう人工的な味付けのないものを食べている限り、満腹中枢は正常に働くのです。

本来は狩猟民族であり、新たに農耕民族となった私達日本人は、タンパク質の摂取量が極端に低くなりました。
その代わりに糖質を大量に摂取するようになり、徐々に糖質を消化する能力も増してきたのです。

それはちょうど、人間が家畜化されてきたことになります。私達は脳が欲するままに、人間の味覚を刺激する食費んを次々に開発しました。
そして、そうした食生活は本来、脳をコントロールするはずの腸を傷つけることになります。腸が疲弊し、結果的にそれが肥満を誘導したばかりでなく、脳の暴走を許してしまい、頭人間ばかりを作ってしまったというわけです。
つまり、家畜化した人類の食生活が脳の暴走を導いたのです。


・心の病気は脳でなく腸が癒す

生物の歴史を遡ると、もともとは腸だけで立派に生きてこられたのです。問題は脳を作った事です。
おかげで私達は、不安や怒りなどを感じるようになってしまいました。
なぜ、何でもない事で不安を感じ、それが連鎖的に膨らんでいたのだろうかと考えてみると、「脳が勝手な思考をめぐらすからであって、腸でじっくりと現実を観察して気づけばいいんだ」と実感しました。


・腸内細菌叢があなたを太らせる

高食物繊維・低カロリー食で育ったアフリカの子供の腸ではバクテロイデス門に属する細菌が優勢だったのに対して、低食物繊維・高カロリー食で育ったイタリアの子供では、フィルミクテス門に属する細菌が優勢。
フィルミクテス門は太った人の腸内に多く存在し、高カロリー食を摂取する事で死亡の吸収効率が最適の状態に分解し、腸壁はぐんぐん脂肪を吸収します。

ワシントン大の研究では、太ったマウスから採取した腸内細菌を別のマウスに植え付けたところ、普通の体格のマウスから採取した腸内細菌を植え付けた場合と比べて、同じ量の餌を食べているにも関わらず、肥満になりやすかった。


・不安感のやわらげ方

文明社会で生活していると、腸内細菌が減少してきます。
その減少した腸内細菌を増やす様に努力することで、不安を和らげることが出来るという研究報告が最近、相次いでみられるようになりました。
私達が感じる不安は、腸内環境を整える発酵食品を摂る事で減らせるのです。

2につづく

2017年7月26日水曜日

【本】国際メディア情報戦 高木徹 講談社現代新書

著者は「ドキュメント 戦争広告代理店」を書いた高木さん。

政治の世界で、PR情報を戦略的に使う事が重要になって来ている事を、数々の例で教えてくれます。

・ボスニア戦争
・アメリカ大統領選挙 オバマの勝利
・ビンラディンとアルカイダ
・アメリカの対テロ戦争
・さまようビンラディンの亡霊
・オリンピック招致 日本が持っている「資産」

そして、PRが殆ど出来ていない日本に於いて。
どうしていったら良いのかについて。

現代の戦争は、世界世論で倫理上正義と思わせた方が勝ち。
という冷徹な現実を見つめる必要がある。

とのこと。

今の日本の旧制思考の政府は、下手な見え見えの強権国内情報操作をやろうとしていますが、ちゃんと国民を見て、世界に対して戦略的行動をしかけていくという様な事は期待できないですね。

考え方の違う人材=世襲でない人 が、政治をしていく事が必要ですね。