囲碁はルールは単純ですが、奥が深いので自分の実力が少しずつ上がると、同じ教則本を読んでも、今までは気が付かなかった新しい発見を得る事が多いものです。
当然、上手い人に教えてもらえれば、本を読むよりももっと多くの気付きを効率良く得る事ができます。
私は全く囲碁を知らない状況から学び始めました。
初心者、級位者にとって、街の碁会所はとっても入りにくい場所です。
高段位者がたまっている感じで、級位者は邪魔になるだけなのではと思ってしまいます。
勇気を出して、入って行って席亭さんに打ってもらって、アドバイスも頂けるのですが、「ココはこうした方が良かった」という事は教えてもらえても、系統的に一貫性を持った教育はしてもらえません。
又、なかなか質問も出来ません。
教えるプロではありませんので、当然ではありますが。
又、小さい時から囲碁をやってきた人はセンスで打っていて、ロジックで手を説明できない事もある様です。
そういう意味では、初心者や級位者は路頭に迷ってしまいやすい、、というのは言い過ぎでしょうか。
こういう事が「囲碁はとっつき難い」という印象を与える一因になっているのでは。
系統的に学べて、いつでも質問できて、置き碁だけでなく、同レベルの人と互先で本気の実戦をする事もできる環境を見つけられればベストです。
そういう意味で、知り合いの囲碁教室は初心者、級位者に理想的な環境を提供してくれています。
新百合囲碁学園という所で、子供クラス、女性クラス、初段を狙っていく大人クラスがあります。
http://web-asao.jp/hp2/shinyuriigo/
教えてくれるのが、早稲田大学囲碁会の現役学生でアマチュア8-9段格の強豪。
大人クラスでは、年間カリキュラムに沿った講義1時間、指導碁1局、クラスメンバー間のガチンコ対戦1局を行います。月2回の開催。
通っているのは、強くなりたい女性、定年後の楽しみに囲碁を学び始めた人、子供や父と打ちたいと学び始めたばりばりの現役社会人。と様々。
講義で習った事や、本で自習した事を指導碁やガチンコ対局の中で試してみる事や。その中での質問をどんどん聞いていく事も出来るとのこと。
いつでも参加できる。というのも忙しい人に向いているようです。
小田急線沿線の人はラッキーですね。
新百合囲碁学園では時々「ゼロから始める囲碁講座」というセミナーも開催するとのこと。
全く囲碁を知らない人も、そこから入門する事ができますね。
こういうシロウトが気楽に学べる場が、色々な所に出来てくると良いのですが。そうすれば、もっと囲碁が普及すると思います。
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