ネット動画でブルガリア戦(初戦)、カザフ戦、ロシア練習?試合を見ました。
ブルガリア戦は、現在の火の鳥のオールスターに近いスタメンでした。
眞鍋監督としては、エリツィン杯は2014年火の鳥のウォームアップ試合だと
考えているのだと思いますが、初戦はベテランにまず試合勘を取り戻して
もらって、手堅く1,2セットを取って若手に繋ごうと思っていたのではないか
と推測します。
しかし、始まってみると勝ちはしましたが全然楽勝ではありませんでした。
今のチームは確かに攻撃力はとても上がっていると感じます。長岡選手や新鍋
選手のライト攻撃、木村選手、石井選手、大野選手も良い感じです。
しかし、ブルガリアに点を取られ過ぎました。一つ間違えば負けていたかも。
佐野選手も入っているのに、なんでこんなに点を取られるのだろう??と思
いながら見ていました。 防御力が落ちています。
私の感じたのは、3点です。
①やはりブロック力が大幅に低下している。
ちゃんとした位置、タイミングで跳べていないので、穴だらけに見えました。
それによって、過去見たこと無い程 リベロの佐野選手の守備範囲と対応し
なければならない球の角度が広がっています。
ロンドン組のメンバーは比較的跳べていますが、新メンバーはまだちゃんと
跳べていない様に見えてしまいました。
②ディグ等でも佐野選手の動きとの連携がとれていなく、勿体ないぶつかり
合いや、お見合いなどありました。
又、ボールが大きく動いている時、それに対応したコート上の移動をしてい
かないと対応できませんが、新メンバーはまだ動けていない様子。
棒立ちになっています。ネット際のブロックこぼれ球への食らいつきも新メ
ンバーは動けていません。Vリーグでは攻撃だけの事しかしていないので、
どうして良いのか分からないのかもしれません。
眞鍋監督の新戦術では、きっと単機能の人は要らなくて、マルチ機能を果た
せる人が必要なはずです。MB1/MB0では、攻撃力アップと同時に今まで
MBがやっていた防御面の機能もカバーする義務が起こってきます。ここを
どう埋めるのかが、監督の最大の悩みなのかもしれません。
③宮下選手はあわてすぎている気がしました。
折角、佐野・新鍋・木村選手がA,Bパスを多く返してくれるのですから、
それを信頼してもっと落ち着いてトスアップすれば良いのですが。
新メンバーは皆 身体能力の高い人ばかりですので、①、②、③とも
意識を切り替えればかなりの事が出来るのではと思います。進化が楽しみです。
尚、この試合で、初めて佐野選手のオーバーハンドのプレイを見る事が出来ました。
面白かった。
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