新聞によると、「日本レコード協会の調査では、2009年に10万2千枚に
落ち込んだ国内のレコード生産は13年には26万8千枚に増えた。」とのこと。
一般に、LPのアナログレコードよりCD等のデジタル録音の方が音が良いと
思われています。
でも本当は、LPの方がCDよりも沢山の情報量が入っているのです。
音域もアナログの方が広い。
ただ、LPレコードを再生するプレーヤーは針で溝をトレースするので、
ノイズが入ってしまい、又、アナログレコードは昔の録音なので、クリア
さからいうと、現代の録音技術+ノイズレスの再生という意味でCD等の
方が聴きやすいもの。
その答えになるものとして、レーザー ターンテーブルという針を使わない
LPプレーヤーが知る人ぞ知るという感じですが、売られています。
そのメーカーで試聴をする機会を得ました。
昭和の頃のLPジャケットが一杯の部屋で、学生時代に良く聞いたビーチボーイズ
のLPをかけてもらいました。
感じたのは、私の記憶の中にある音と次元が違うダイナミックレンジと高い臨場感です。
ああ、アナログレコードって、こんな音が入っていたのか。と感動しました。
CDには無い音の広がりがあるので、最近はCDと同時にLPもリリースするアーティ
ストが出てきている。との話にも成る程と思いました。
レーザーでトレースすると言っても、ゴミ・ホコリは大敵なので、聴く前にレコード表面
をクリーナーでキレイにする必要があるのは、昔のプレーヤーと変わりません。
手軽に聴くにはデジタル録音は良いですが、手間はかかるがじっくり楽しむには
LP+レーザープレーヤーも楽しそうと思いました。
とても残念なのは、昔 集めていた好きなLPアルバムを何年か前にもう聞かないだろう
と捨ててしまった事。残念です。
このプレーヤーは、確か坂本龍一さんも愛用されているとの事でした。
LPレコード復活の裏には、こういう流れもあるのかなと思いました。
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