いわゆる武術的動きに関する書物は多いですが、当たり前ですが
大抵は武術家が書いています。
武術でもスポーツでも,、身体を使う時には身体意識が非常に主要な
ファクターになりますが、物理的な量とは違う内面の意識は人に
なかなか伝えにくい物の様です。
色々な人が色々な表現をしていますが、特殊な感覚なので一般の他人
が文字だけでは理解しがたい物があります。そこが、神秘的で面白い
という面もありますが、、、
著者の多田さんは、居合や手裏剣術などを修行・研究している
女性ですが、本職は時代小説家の方。
だから、内面の意識をちゃんと表現できるプロなのです。
修行の中で、色々気づかれた事を 本当に分かり易く、そして
誤解無く書いておられます。この本で、改めて ああそういう事
だよねと思う事が幾つもありました。
こういう方が、居られる事は非常に貴重だと思います。
小説も早速読んでみたいと思いました。
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