行われる最終ラウンドに行ける事になったとの事。
香港の大会では米国に0-3、中国にも0-3で負けた
との事なので、最終ラウンドでの戦いは厳しい物に
なると思いますが、経験を積めるという意味では行
けて良かったと思います。
試合自体は日本のさいたまラウンドのTV中継しか
見れなかったのですが、幾つか印象に残った事を書
いてみたいと思います。
古賀紗理奈選手や宮部選手の活躍は素晴らしいもの
がありました。鍋谷選手もかなり頑張っていたと思
います。
新しい戦力が出てきているというのは、心強いもの
なのですが、全体を見ると火の鳥ジャパンはかなり
弱体化してしまったという印象です。
一番気になるのは、個人技に頼るプレーばかりに見
える事。その次に気になるのは、レシーブ力のひどい
低下。
今のワールドグランプリでの各国の出場選手は、べス
トメンバーを揃えてきている訳ではありませんので、
各チームとも個人技に頼るプレーや、未熟なプレー
も多いのですが、火の鳥ジャパンも同じ事では、背の
低いタイには勝てても、他の上位国には勝てないとい
うのは当たり前の結果に思えました。
特に、中国戦。中国の若手選手の打ちおろす世界でも
トップレベルのスパイク。2年前までの日本チームなら
ば、そういう相手が絶対の自信を持って打ってくる
スパイクをスーパーレシーブで拾ってしまって、相手
の自信を挫き、動揺させる。というシーンが必ず幾つ
かありました。
それは、たとえ佐野選手が出ていない試合でも筒井
選手などが必ず、そういうシーンを作り上げてくれ
ていたと思います。
サーブレシーブに関しては、木村選手への負担が非常
に大いし、彼女の調子を崩す事が相手チームの戦略
になっています。
木村選手は必死になってAパスを返そうとしています
がこれも個人技に頼っている感が非常に強いです。
鍋谷選手は良いレシーブ力とトスアップ力を持ってい
るのですが、今の木村選手がされている様な狙い撃ち
をされた時への耐力という意味では、まだ経験不足
だと思います。(素質は十分と思いますので、この
大会で急成長してくれる事を期待しています)
やはり、新鍋選手に戻って来て欲しいと強く思い
ます。彼女が入れば、安定感がかなり出て、他の
選手の攻撃の幅も大きく広がるのではないでしょうか。
火の鳥ジャパンの今のチームは、攻撃の余裕度が
殆どないので、長岡選手、古賀選手、石井選手の
個人技に頼った単調な攻撃になります。
強いレシーブ力を持てると、コンビプレーなどの
お家芸に向かったチーム作りが出来るのだと思い
ます。
ワールドカップには新鍋選手が戻ってくれると良い
のですが。。。
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