2015年7月28日火曜日

【建築】教会堂

海外出張に行った時に、時間があれば教会堂に入ってみる
事があります。


クリスチャンではありませんが、夏場、石畳を歩いて暑い時に、
教会堂に入って涼んだりします。

最近では、ドイツやフランスの教会堂に行きました。


それらは歴史のあるカトリック教会で、大抵 高い尖った天井
で、正面にキリスト像と巨大な十字架 があり、四方の壁や柱には
宗教彫刻、宗教画、ステンドグラス窓がなされています。

イスは黒い木の長椅子で、薄暗いがヒンヤリした空気、落ち着いた
気配が漂っています。

私は、その空間にしばらく浸っている事が好きです。

日本の神社に行った時のような、清浄さを感じるのと同時に、
歴史と中世時代の、巨大権力,威光、庶民の悲しみと願い、
託す祈り、救いを求める祈りが聞こえてくる様です。

そういう意味では、歴史の重苦しさもあって、長時間は
坐っておられません。


先日、日本の四ツ谷にあるイグナチオ教会にも通りかかり
に入ってみました。


そこにあったのは、欧州のものとは全く違う、明るい天井
と明るい壁、手を広げて皆を迎えるキリスト像の姿でした。

権威主義でなく、血塗られていない教会。という感じです。


ここでは、とてもリラックスしながら、信心深い、平静な気持ち
になれました。


暑い日に涼みがてら、ちょっと中を見てみると宗教に対する
先入観が変わるかもしれませんよ。 

お薦めの教会堂です。



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