2018年11月12日月曜日

【家 住み手が書く】希望をかなえる家を創りたい1

空家になっていた実家を建て替えて移住する事に決めました。

私は今まで、中古マンションを買った事はありますが、家を建てるという事は無く、全くゼロからのスタートです。

試行錯誤で創って行った中で考えた事を書いてみようと思います。

あれこれ悩む事もありましたが、基本的には自分の希望を具体的に実現していくというワクワクした楽しみが一杯でした。

そういう楽しさもお伝えできればいいなと思います。


まず、どういう家にしたら良いのか考え始めました。


私の住まいに関する経験で、これはイヤだなと思った事が何点かありました。


寒い家:

実家は40年以上前に2x4という方式で建てた家でしたが、冬が寒い。部屋の中で吐く息が白くなります。朝ベッドから起きるのが苦痛。そこで、エアコン暖房をつけて寝ると、喉がガラガラになってしまいました。


結露とカビ:

マンションに住んでいた時に、アルミサッシ廻りや冷蔵庫の後ろの壁などカビがビッシリ生えてしまった事がありました。


陽当りの悪い部屋:

直近の17年間住んでいたマンションの部屋が、斜面に建っていたので、すぐ目の前に土の斜面があり、リビング含めて部屋が暗くて、昼でも電灯を点ける必要がありました。


虫や生き物が入る家:

そのマンションの部屋は庭付きだったのですが、部屋の床面が地面とほぼ同じ高さで、ハサミムシやアリなどが入ってきました。ある時は蛇まで入ってきました。
これは辛い。


こういう事は無い家にしたい。 というのが最初に頭に思い浮かんだ事です。

さらに、阪神大震災の時にちょうど関西で暮らしていて、その恐さを肌で感じましたので、地震対策はしっかりする必要があるとも強く思っていました。


取り敢えず、家造りってどいう事なのかを知る為に図書館で30冊以上の関連本を借りて読みました。


その中で気が付いたのは、殆どが設計事務所の人や、工務店の社長、建材メーカーの人、ハウスメーカーの人、建築学者が著者という事。

つまり、「作る側の人」が書いた本ばかりだという事です。

しかも、素晴らしい家が自分の提唱する方法ならば実現できる。他のxx方式にはこういう欠点がある、、、という様な内容が非常に多い様に感じました。

そこにはその方法で住まわれている人の感想やアンケートなども出ていますが、「以前に住んでいた家に比べて素晴らしい。快適」という声ばかり。


うがった見方をすれば、本という形をとって、ライバル工法をこき下ろし、集客しようとしている様にも見えます。


この傾向は、ネット上の情報も同様で、自分に都合の良い所(セールスポイント)だけを謳っている情報が建築関係は本当に多い気がしました。一般ユーザーを装った、サクラ ブログやサクラ 口コミと思われるものも多い気がします。


勿論、良心的かつ公平に書こうとされているのが感じられる本もありますし、建築は一つの地方工務店で多種多様な経験を持てるはずもないので、自分から見てベストと思っている方法を善意で勧めていると見る事もできます。

でも私の結論は、建築分野に於いては本やネットなどに書かれている事を鵜呑みにして信じる事はしないで、自分で考えて納得できた事だけを採用していこうと決めました。

とは言っても、私には専門知識がある訳では無いので、学校で習った物理・化学などの知識と、実際に現物を確かめて感じるという行動、さらに、出来るだけ多角的なメリット・デメリット情報を収集して考えていく事にしました。

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