2018年11月30日金曜日

【家 住み手が書く】爽やかで、頼もしい家を創る8 どういう関係を作るか

家の購入や新築は、家電製品とは異なり、殆どの人は一生に1-2度しか行わない大イベント。かつ一度作ったら簡単には変更できず、その後数十年もその結果と付き合わなければなりません。


「失敗したくない、失敗は許せない」作業という気持ちになります。


軽はずみな判断や、ある一面だけを見て判断するという事は避ける必要があります。


その為には、設計・施工してもらう人とどれだけ密にコミュニケートして、ディスカスの中で施主が漠然と持っているイメージをいかに具現化してもらうか、又は誤った考えを正してもらえるか。

さらに望ましいのは、施主と一緒に悩み。知恵だししてくれるかが大きなポイントになります。


ハウスメーカーに頼むにせよ、設計事務所や工務店に頼むにせよ、担当してくれる人がどういう人なのかを良く見極めてから契約する事が重要だと思います。


私の場合は、ジョイ設計事務所の寺田さん、株式会社丸清の河内さんというとても素晴らしい方々と巡り会えて本当に助かりました。ラッキーでした。感謝しています。


プランを作り、細部を決めていく過程で、毎週の様に、平日の夜7時頃に集合して9時すぎまで、多くの事を3人でディスカスをしていきました。


建築シロウトの私に良く付き合っていただけたと思います。
色々と質問させてもらい教えていただいて理解できましたし、逆にシロウト視点で質問していく事で、新しいアイデアも幾つか産む事が出来ました。


プロの方々の言われる事は間違いないだろう。従来の常識のやり方も間違いないだろう。 「だから、お任せします」というスタンスは止めるのが良いと思いました。


自分の狙いの家を実現したいならば、疑問点は徹底的に聞く、別の選択肢はないのか?と絶えず問いかける という事が重要だと思いました。


設計士さんも、工務店さんも経験されている家の軒数は年に多くて数十軒でしょう。
建築材料や技術も年々進化していますし、彼らが全てをご存知の訳はありません。


「お任せ」してしまうと、彼らの過去経験の中の手慣れたやり方にどうしても偏ってしまいます。


現時点でのベストは何かを、一緒に考えて研究してもらえる環境を作れると良いです。


後は、自分の狙いと似たコンセプトで作られた家を家庭訪問させていただき、実際の状況や住んでみての感想を直に聞かせてもらうこと。私も2軒のお宅を訪問させて頂き、沢山の気づきを得る事ができました。


チームとなる事が、本当に重要だと思いました。

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