音楽では、ボーカルやコーラス・ハーモニーがいつも気になります。
学生時代に、ビーチボーイズの曲コピーの練習を少ししていたからかもしれません。
気になる人や曲を書いてみようと思います。
尾崎亜美さんは、ボーカリストというよりも、シンガーソングライター、作曲作詞家です
が、その曲や歌声がとても好きです。
一番 気に入っているのは「初恋の通り雨」という曲。
好きな人と雨宿り というような、青春の甘酸っぱい気持ち。
誰でも心に秘めているシーンを思い出してしまう曲です。
街の雑踏や車、雨の音から始まる 静かに落ち着いているけど、明るく、軽いPOPs。
流れるようなメロディーに、心に染みるような情緒豊かな亜美さんの声が乗る、上質な歌。
少しかすれた声が、この曲に本当にピッタリです。
一方、面白がって作って、唄っているのが分かるのは、「愛に恋」。
これは題名からして ”会いに来い” のパロディ。(なのだと思います)
亜美さんの、肩から力が抜けたリラックスした姿勢がストレートに出ている曲に思えます。
色っぽかったり、コミカルなバックコーラスも全部 自分でやっていて、まるで声の七色攻撃を仕掛
けている様な、ボーカル曲として目(耳?)を引かれます。
世間では、もしかしたらB級グルメの様に評価されれいるかも知れませんが、本格的な実力者が遊
ぶと、こんなに面白いのだという好例で大好きな歌です。
逆に、「オリビアを聴きながら」は亜美さんの作詞作曲で杏里さんに提供された曲ですが、亜美さん
Ver.では、その歌い方は暗い暗いものです。
尾崎さんの歌やピアノの叩き方を聞くと、この曲はバラードというより演歌という感じがします。
杏里さんの明るく、POPな唄い方とは正反対。
アレンジと歌い方でこんなに感じが変わるんだ、、という事が面白い一曲です。
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