2014年5月25日日曜日

【憲法】3大大国との関係

いつの時代でも政府が言い出す事は、純粋な動機のものだけではないのは良く知られていると思います。思惑や外国からの圧力など、色々の動機でしょう。


新聞で、プーチン大統領が「日本がウクライナ問題でロシア制裁に参加しているけど、北方領土をどうしようとしているのだろうか?」という主旨の事を言った報道されていました。 


当然 そういう事は言うだろうなと思いますが、北方領土問題でロシアが引き締めをするという名目で、オホーツク海の開発と軍備増強をするという事も狙っているとも思えます。日米の関係にくさびを打とうという狙いもあるかもしれません。ロシアから見ると、上手な外交ですね。


ミクロで見ると、こういう小さなパワーゲーム、代理ゲームがこれからも沢山起こるのでしょう。「普通の国=武力を用いる国家」になるというのは、そういう土俵にどんどん入っていくという事かなと思えます。本当にポジションを取ろうとすると、その場その場と他国との連携と、自国の軍事力を第1級にまで高める事が最低必要になります。


やっぱり、日本は別の土俵を作る事が必要に思えます。


3大大国に対して、対抗できる第4極を別の土俵で作る。EUやインド、ブラジル、ASEAN、アフリカなどの国々と、「平和を作る」という理念でまとめる事ができれば、第4極になるのではないでしょうか?  


その為の旗印に、日本の九条の思想を世界の九条にしようという働きが出来れば違う世界が出来ていくのではないでしょうか? どの国でも、一般の国民で戦争廃絶を願う人は沢山います。その声を引き出す。 それが、世界の目指す方向だ という認識が出来れば、それが基本ルールと出来ると思います。


実際の日々の行動としては、

①現状の日本は日米関係に頼るという事が前提なので、政権や官僚、国防省は米国の利益にもなる発議をして米国に対する姿勢を見せるのはやむを得ないと思います。国民の方は、政府はそう言う、Noな事はNoと拒絶する事が重要です。政府等の行動を背景も含めて理解して、判断していけば良いと思います。
米国政府は、一応 民主主義を広めるという事を基本としていますので、日本国民のNo
の事を無理やり押し付ける事はしにくいはずです。

②日本は、災害救助・戦争被災地復興用等での装置、組織などに力と金を集めて、世界の一般国民の為に働く国というアピールをしていくのが良いと思います。

(3.11の災害の時には、日本のロボット技術が現場では殆ど役に立たない事が露呈しました。でも、本気でそういう過酷状況で働ける装置を作ると決めれば、日本はすごい力を出せるポテンシャルはあります。軍事技術と紙一重ですが、、それを具現化して、商売に落とすビジネスモデルを国が推進していくのがベストでしょう。プラント等重要施設保守技術などもこれに入りますね。)

③世界の大国がお互いの覇権主義を地球上で争わない様に、別の市場を作る仕込みを日本が積極的にしかけるのはどうでしょう。例えば、軍事ではない宇宙ビジネスの開発を行う。それにより新しい経済分野を日本のポジションを確保しながら作り成長していく。


こういうのが、日本人にも世界の一般人にも良い方向なのではないかな。

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